修理について

再び甦らせよう 使用済みのメカニカルシールを!

修理前と修理後では、これだけの違いがあります。

これは、先日修理をしたメカニカルシールです。
ぜひ、一度お試しください。同じメカニカルシールとは思えないほどキレイになります。

修理前 修理後

エイチ・エム・イーの特色

メカニカルシールは大きく分けて金属部(スプリング・ドライブピン等含む)と摺動部(ペアになっています)、さらに2次的シールとしての
弾性体(例えば、テフロンV・Oリング)、の3つの部分より構成されています。そこで、修理可能なメカニカルシールとは摺動材(超硬合金など)
を保持している金属部に腐食や減肉、変形がない事がまず必須条件です。なぜなら、摺動部は一次シールとして重要な部分であるため、金属部は
原型を保っていることが必要なのです。これ以外は摺動部のラッピング、交換・溶射が可能であり、消耗品的要素のあるスプリング、ドライブピン、
セットスクリューや、テフロンV・Oリング、ガスケットなどは全て交換となります。
結果、修理・再生したメカニカルシールは新品とほぼ同じ性能を発揮します。

納期と価格について

メカニカルシール 修理作業工程

  1. 受け入れ検査

    開封後、1セットごとにコンテナに入れ作業指示票をつける。
    (ユーザー名・メカ形式等を書き入れる)

  2. 外観検査

    受け入れ時の破損状態・部品点数をチェック。

  3. 仮洗浄・ラップ

    分解し、パーツ及びシールフェイスを洗浄。
    シールフェイスを仮ラップ、表面状態をチェック。

  4. 御見積

    交換部品を選定し、積算する。(パーツ及びパッキン等)

  5. 仕上げ洗浄・ラップ

    細部の汚れを除去、シールフェイスを鏡面ラップする。
    オプチカルフラットにて「2ライトバンド以下」に仕上げる。

  6. 組み立て・検査

    全パーツを組み込み、はめ合い部・パッキンの締め代及び作動状態などをチェックする。

  7. 圧力テスト

    お客様のご希望されるテスト方法を実施。

  8. 出荷・納品

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